【岡山県版】アスベスト含有建物の解体費用は高くなる?内訳と知っておきたい助成金✨

こんにちは、岡山県の解体・土地整備専門店株式会社いろはです。

今日もアスベスト関連のブログ内容となっております。

岡山県で建物の解体を検討されている方で、もしその建物にアスベストが含まれている可能性がある場合、「解体費用が高くなるのでは?」とご心配される方もいらっしゃるでしょう。

結論から言うと、アスベスト含有建物の解体費用は、非含有の建物に比べて高くなる傾向にあります。

しかし、その内訳を知り、利用できる助成金について理解することで、費用負担を軽減できる可能性があります。

今回は、岡山県でのアスベスト含有建物の解体費用が高くなる理由、その内訳、そして利用可能な助成金について詳しく解説します。

【なぜアスベスト含有建物の解体費用は高くなるのか?】

アスベストは、その健康被害の危険性から、解体時には特別な飛散防止措置と処理が義務付けられています。

これが費用が高くなる主な理由です。

具体的には以下の要因が挙げられます。

  • 特殊な作業と専門技術:アスベストの飛散を防ぐため、作業員は専用の保護具を着用し、飛散抑制剤の散布や隔離養生など、厳重な管理下で作業を行います。これには専門的な知識と技術が必要となります。
  • 届け出・調査の義務化:解体工事前にアスベスト含有調査が義務付けられており、その結果を労働基準監督署や自治体に届け出る必要があります。これらの手続きにも費用がかかります。
  • 専用の処理費用:除去されたアスベストは、飛散しないよう厳重に梱包され、最終処分場へ運搬・処理されます。アスベストは産業廃棄物の中でも「特別管理産業廃棄物」に分類され、通常の廃棄物よりも処理費用が高額になります。
  • 工期の延長:通常の解体作業に加えて、アスベストの除去作業が加わるため、全体の工期が長くなる傾向があります。

【アスベスト含有建物の解体費用の内訳】

アスベスト含有建物の解体費用は、大きく以下の3つの費用に分けられます。

①通常解体費用:建物の構造や規模、立地条件によって変動する一般的な解体費用です。

②アスベスト除去費用:これがアスベスト含有建物解体の費用を大きく左右する部分です。

  • 事前調査費用:アスベストの有無、種類、含有レベルを調査する費用です。
  • 届出・計画作成費用:関係機関への届出書類作成や、アスベスト除去計画の策定費用です。
  • 飛散防止対策費用:隔離養生、飛散抑制剤散布、負圧除塵装置設置など、アスベスト飛散を防ぐための費用です。
  • アスベスト除去作業費用:実際にアスベストを手作業で除去する人件費です。
  • アスベスト運搬・処分費用:除去したアスベストを適切に運搬し、最終処分する費用です。

③付帯工事費用:駐車場や庭、外構構造物などの解体費用、整地費用、廃材処分費用、諸経費などが含まれます。

特にアスベスト除去費用は、アスベストの種類(レベル1・レベル2・レベル3)、使用されている箇所、量によって大きく変動します。

レベル1(飛散性が高いもの:吹付けアスベストなど)は最も高額になります。

【岡山県で利用できるアスベスト除去の助成金・補助金】

アスベスト除去費用は高額になるため、国や地方自治体では費用負担を軽減するための助成金・補助金制度を設けています。

岡山県内でも利用できる制度がある場合がありますので、必ず確認しましょう。

一般的に、以下の機関が助成金・補助金を提供している可能性があります。

  • 岡山県:県独自の助成金制度があるか、定期的に県のウェブサイトや広報を確認しましょう。
  • 市町村:各市町村でも、独自の助成金・補助金制度を設けている場合があります。例えば、岡山市、倉敷市などの主要都市はもちろん、他の市町村でも制度があるか確認することが重要です。

【助成金・補助金の種類と対象となる可能性のある建物】

  • 民間建築物アスベスト除去等事業:国の制度で、地方公共団体を経由して交付される場合があります。
  • 特定建築物アスベスト調査・除去等補助金:各自治体が独自に設けている制度です。
  • 耐震改修と一体となったアスベスト除去:耐震改修と同時にアスベスト除去を行う場合、補助対象となるケースがあります。

【助成金・補助金活用のポイント】

  • 情報収集:最新の情報を各自治体のウェブサイトや窓口で確認しましょう。制度は年度によって変更されることがあります。
  • 申請期間:申請期間が定められていることがほとんどです。早めに情報収集し、準備を進めましょう。
  • 対象条件の確認:助成金には、対象となる建物の種類(住宅、店舗兼用住宅など)築年数、所有者の条件などが細かく定められています。
  • 事前相談:申請前に、必ず担当部署に相談し、不明な点をクリアにしておきましょう。
  • 専門業者への相談:アスベスト除去の専門業者の中には、助成金申請のサポートを行っているところもあります。

【まとめ】

岡山県でアスベスト含有建物の解体を検討する際は、費用が高くなることを念頭に置きつつ、そのうち内訳を理解することが重要です。

そして何より、国や自治体が提供する助成金・補助金制度を積極的に活用することで、費用負担を軽減できる可能性があります。

アスベスト除去は、専門的な知識と経験が必要な作業です。

必ず信頼できるアスベスト除去専門業者に相談し、適切な調査と安全な解体・除去を進めるようにしてください。

早めの情報収集と計画的な準備で、安心して解体工事を進めましょう。

解体工事・土地整備のことでお悩みなら株式会社いろはにご相談ください。

どんな些細なことでも構いません。

一緒にあなたのお悩みを解決していきましょう!!

お見積もり・ご相談はいつでも無料です。

お問い合わせはこちらから