解体工事のトラブル事例|よくある問題とその対策方法
はじめに
解体工事は、建物を壊して更地にするだけのシンプルな工事と思われがちですが、実はトラブルが発生しやすい工事の一つです。
「見積もりよりも費用が高くなった!」
「近隣住民とトラブルになった!」
「解体後に不法投棄されていた!」
こうした問題は、事前に対策をしておけば防ぐことが可能です。
今回は、解体工事でよくあるトラブル事例とその対策方法について解説します。
費用に関するトラブル
【事例】追加費用が発生し、見積もりより高額に…
築30年の住宅を解体するため、見積もりを取ったAさん。
最初に提示された金額は100万円でしたが、工事終了後に追加費用50万円を請求されました。
理由は「地中に予想外のコンクリート基礎が残っていた」ことでした。
【原因】見積もり時に追加工事に関する説明を受けていなかった。
多くの解体業者は地上の建物だけを見て見積もりを作成します。
しかし、実際に解体してみると、地中に古い基礎や浄化槽、井戸などが埋まっていることが判明するケースがあります。
これが追加工事となり、追加費用が発生する原因になります。
【対策】契約前に「追加費用が発生する条件」を確認する!
✅ 見積もり時に「地中の埋設物があった場合の対応」を確認する
✅ 契約書に「追加費用の発生条件」を明記してもらう
✅ 井戸・浄化槽がある場合は、事前に業者に伝える
近隣トラブル
【事例】騒音・振動のクレームが発生
Bさんは自宅の解体工事を依頼しましたが、工事が始まると近隣住民からクレームが続出。
「騒音がうるさい!」
「ほこりが飛んできて洗濯物が汚れた!」
「振動で家が揺れる!」
最終的に、近隣住民とトラブルになり、工事が一時中断する事態に…。
【原因】近隣住民への事前説明が不足していた
解体工事は、どうしても騒音・振動・粉じんが発生してしまいます。
しかし、近隣住民への事前説明や対策が不十分だったため、不満が爆発してしまいました。
【対策】工事前に近隣住民へしっかり説明する!
✅ 工事開始の1週間前には、近隣住民へ挨拶する
✅ 防音・防塵シートをしっかり設置する
✅ 散水しながら作業を行い、粉じんの飛散を防ぐ
✅ 作業時間を考慮し、早朝・夜間の作業は避ける
不法投棄・不適切な廃棄処理
【事例】解体後、廃材が山に投棄されていた
Cさんが依頼した解体工事が終わった後、業者から「適切に処分しました」と報告を受けました。
しかし、1ヶ月後、解体した廃材が近隣の山に不法投棄されていたことが発覚。
調査の結果、Cさんの家のものと特定され、Cさんにも法的責任が及ぶ可能性があると言われました。
【原因】不適切な業者に依頼してしまった
Cさんが選んだ業者は、適切な産業廃棄物処理の許可を持っていない違法業者でした。
このような業者は、廃棄処理の費用を浮かせるために、不法投棄を行うことがあります。
【対策】許可を持った業者かどうか事前にチェック!
✅ 「産業廃棄物収集運搬業許可証」を持っているか確認する
✅ 「マニフェスト(産業廃棄物管理票)」の発行を依頼する
✅ 費用が相場より極端に安い業者には注意する
解体後の土地トラブル
【事例】土地の地盤が弱く、建築に追加費用が発生
Dさんは古い家を解体し、新築を建てる予定でした。
しかし、いざ建築しようとしたところ、地盤調査で「地盤が弱い」と指摘され、追加の地盤改良費が必要に…。
解体時にしっかり整地されていなかったため、予定外の費用が発生しました。
【原因】解体後の整地作業が不十分だった
解体業者によっては、整地作業を簡単に済ませることがあり、地盤が不安定な状態のまま引き渡されることがあります。
【対策】解体後の整地をしっかり確認!
✅ 解体業者に「整地をしっかり行う」ことを依頼する
✅ 土地の用途に合わせて、地盤調査を行う
✅ 解体前に「地盤の状態」について業者と相談する
まとめ|トラブルを防ぐためのポイント
解体工事は、適切な業者選びと事前準備が重要です。
トラブルを防ぐために、以下のポイントを押さえておきましょう!
✅ 見積もり時に「追加費用が発生する条件」を確認!
✅ 近隣住民への事前説明をしっかり行う!
✅ 不法投棄を防ぐために、許可を持つ業者に依頼する!
✅ 解体後の整地をしっかり確認し、地盤の状態をチェック!
株式会社いろはでは、お客様が安心して解体工事を進められるよう、事前の説明・近隣対応・適切な処分を徹底しています。
解体工事に関するご相談がありましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。
